2025.10/19 第73回全日本吹奏楽コンクール

2025.10/19 第73回全日本吹奏楽コンクール

10月19日(日)、第73回全日本吹奏楽コンクールが宇都宮市文化会館で行われました。
私たちは、課題曲II「ステップ、スキップ、ノンストップ(順次進行によるカプリッチョ)」、歌劇「ラ・ボエーム」を演奏し、銀賞を受賞しました。

今年のコンクールは、埼玉栄高校吹奏楽部では初となる朝一番の演奏でした。
当日は、午前2時30分に起床し、早朝からホールで練習を開始しました。まだ日が昇っていない中、ホールの外で最後の歌練習を行いました。
息が揃わなかった部分や、話し合いながらこだわって練習した部分がぴったりと合い、今までで1番気持ちのこもった歌練習となりました。このルチアチームの強い団結力と何度も何度も練習してきた日々を思い出し、とても感動しました。

私たちは、朝一番ということもあり、ホールでリハーサルを行わせていただきました。各曲の確認と基礎合奏を行い、ホールの響きなどを感じることができました。リハーサルからとても良い音で、栄の音がホール中に響いていました。

そして迎えた本番。課題曲も順調に進み、自由曲では、圧倒的な栄サウンドを私たちの歌心と共に響かせることができました。終盤もしっかりと決まり、最後のコーラスでは、この美しい「ラ・ボエーム」を演奏できる喜びと幸せが溢れ、自然と涙がこぼれました。
最後の音が鳴り響いた時、やり切った、と思うと同時に、こんなにも盛大な拍手をいただけたことが初めてで、ここまで頑張ってきてよかった、この舞台で演奏できて幸せだったと心から思いました。

結果は銀賞で悔しい気持ちはありましたが、最後の最後まで完全燃焼し、清々しい気持ちで終わることができました。この12分間は、第52代の青春がつまった最高の宝物です。
第52代は、「輝け」をスローガンに活動してきました。初めは小さな光でしたが、この3年間を経て、一人ひとりが眩しく輝く姿を見せるまでに成長しました。これからはこの貴重な経験を生かし、新たな一歩を踏み出していきたいと思います。

今まで支えてきてくれた仲間、私たちに寄り添い、ご指導して下さった先生方、1番近くで見守ってくれた保護者の皆様、応援して下さった全ての方々に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

これからもSAKAE must go onで続いていきますので、今後とも埼玉栄中学・高等学校吹奏楽部をよろしくお願いいたします。

【活動記録係】
代表 コントラバスパート
3年髙橋夏香

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